イーブイフレンドリーマッチ
所謂ブイズローテ。
初めて公式大会に真面目な姿勢で取り組んでみました。
初公式大会、初ローテーションバトルです。
*軽いルール補足:[イーブイ、シャワーズ、サンダース、ブースター、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィア]の9体から構成されるパーティを使用した、6→4のローテーションバトル。
カロスマーク付きポケモン限定のレベル30フラット。同じポケモン、道具の使用は禁止。
1日10戦の対戦回数制限付きで、3日間なので合計30戦まで。
結果だけ先に書いておくと、24-6、最終1738で50位以内にすら入ることが出来ませんでした。試合内容がそこまで悪くなかっただけに、非常に心残りです。
(20戦時点で18-2だったのに、最終日で4敗するという大失態)
配置は思い切って図鑑順を採用、正直ダサくて後悔している。
どうでもいいけどKPの上位6匹がこいつら。
採用順に個別。
先に言っておくと、レベル30フラットなので通常のルールと努力値が結構違います。
- 特 性:フェアリースキン
- 持ち物:オボンの実
- 実数値:125(252)-79(252)-53-x-92-36
- 技構成:とっておき/鈍い/守る/---
初のローテーション、初のイーブイズで完全に手探りの状態から軸を考えたところ、カロスルールでの(詳しく調べていないが)物理最髙打点を叩き出せる鈍いとっておきニンフィアが単純かつ強力だと思い、主軸に置いた。
殆どの敵を薙ぎ倒していった、文句無しのMVP。選出率100%。
技構成はとっておき鈍いまでは確定。
トリックルーム展開を行えない時にでも、殴り合いに持ち込んだ際に「シャワーズで願い事→ニンフィアで守る」という流れで擬似的な回復ソースとして使用出来る守るを採用した。
これは役に立つ場面が何度かあったが、それ以上に殴る前に1度守るを挟まなければならないのが面倒だと感じた。守るターンになるべくアドを取られないように、殴ってくるタイミングに合わせて上手く守るのが重要。
更に壁→鈍い→守る→トリックルームという流れで展開すると、トリックルームと壁が同じターンに切れてしまうため、後の展開が窮屈になってしまうことがあった。
しかし、正面に立って殴り合う関係上、消耗が激しいニンフィアを回復させる手段は勝ち筋を広げる上で重要だと思うのでこれで良かったと思っている。
持ち物は鈍い、壁と合わせて相手と殴り合う際の耐久指数上昇、及びエーフィを恐れず毒々を刺してくるシンクロブラッキーなどスリップダメージへの延命手段としてのオボンの実。
火力を補佐する珠も選択肢に入ったが、今回は安定性を求めた。
何も考えずにHAの最遅にしたが、Hを1削ってBDに振り分けた方が良かったなって書きながら思った。
鈍いとっておきはH振りシャワーズが飛ぶくらい。
無振りブースターだと1/4くらいで1発。
トリル下での制圧力もさることながら、比較的脆いBを鈍いでカバーしつつ、壁下で殴り合う動きも非常に強力だった。
急所を考えると、なるべくトリル下で動かしていきたいが、鈍いを2回積むと殆どの相手が受からなくなるため、余裕があるならトリル下で鈍いを積む動きもする。
主軸。ここで個性を出したつもりになっている。
鈍いニンフィアを使おうと考えた時、エーフィがトリックルームを覚えることに気付き、それを絡めた勝ち筋を中心として考えた。こいつも選出率100%。
両壁トリックルームまで確定、残りの枠はサイコキネシスにしたが欠伸や願い事、守るも選択肢に上がりそう。私は殴れないと不便だと思ったのでサイコキネシスにしたが、サイコショックの方が良かった説はある。
狂気の準速リーフィア抜き臆病HB。ここに関しては役に立った場面がかなり多かったので、間違いではなかったように感じる。
壁→トリルで2回以上被弾する関係上、耐久は確保しておきたかった。
- 特 性:貯水
- 持ち物:食べ残し
- 実数値:145(236)-x-74(236)-81(12)-71-55(24)
- 技構成:熱湯/欠伸/願い事/日本晴れ
ここまでで非常に重いブースターへの圧力、及びニンフィアやエーフィのサポートや無理な相手への誤魔化し、低速耐久への詰めの駒。
数値が高く、リーフィアに弱い事以外は非常に安定していて強かった。
最初は波乗りにしていたが、威力の差も少ないのでエーフィやニンフィアへ火傷によるスリップダメージを狙える熱湯に変更。恐らく正解だったと思う。
ニンフィアエーフィの回復ソースとして願い事、終盤の詰めとして欠伸。
ラストの枠にはもう一つの勝ち筋として、葉緑素ニンフィアのSを上げる日本晴れを採用。これは完全に失敗だった。
そもそも相手のリーフィアが重いのに、自ら晴らすなどというトチ狂った行為が許されるはずもない。
1度だけ相手のシャワーズの水技を半減するために使用したが、積みをリセット出来る黒い霧、もしくは吠えるの方が有用であったと思う。
(大会前のフレ戦で黒い霧使われたし、パクっておけば良かった)
よくわかんないから残飯を持たせたが、他にも良いアイテムはあったかも。確定数がずれた場面は少なからずあったため、間違いでは無かったと思いたい。
最初はタラプの実とかいう池沼アイテムを予定していた。踏みとどまって良かった。
選択肢としてはゴツゴツメットやリンドの実、ラムの実辺りか。
配分はSを同族の上から欠伸が打てそうなラインまで上げて、残りをHB。
これが非常に役に立った。エーフィを処理した後、ブラッキーやシャワーズなどの上から欠伸を入れて詰めていく動きが何度もあった。
相手のニンフィアリーフィアに強く、ブースターにも弱くない(と思っていた)枠。
体感では根性毒々球が多いと感じたが、鉢巻の利点は崩しの早さとフレドラの一貫を切れるところにあると思う。
このルールにおいて異常なまでに高い攻撃種族値に加え、鉢巻による瞬間火力で遅い展開を許さず強引に削る。強かった。
A特化は確定、残りはミラーや同族考慮で準速までSを伸ばした。私自身が採用を断念したAS捨て身タックルニンフィアとかいう居るのかよくわからない物体も抜ける(居た)(上から殴って倒した)(良かった)
主軸の性質上、どうしても展開が遅くなるため、そこでアドを取りにくる相手に刺していきたいと思っての採用。個人的には正解だったと思っている。
Sをもう少し抑えてHに振るべきだったかもしれない。
ちなみにニトロチャージは一回も打ちませんでした。恩返しの方が良かったかも。
チキらずにフレアドライブを押していくのが大切。私にはそれが出来なかった。
- 特 性:蓄電
- 持ち物:気合いの襷
- 実数値:89(12)-x-50-98(240)-71-122(252)
- 技構成:10万ボルト/めざめるパワー地面/電磁波/光の壁
一番の後悔枠。なんなんだコイツは弱過ぎる。しかも振りミスしてた(実際の個体はHPが88)
電気技の一貫が強く、削り性能が高い(と思っていた)ので採用。
10万は確定、サンダースブースターに一貫するめざ地面。
トリルが切れた後に相手の足を奪い、再度上から叩けるようにする電磁波。
ラストは適当に光の壁にしたけど使わなかったし(そもそもこいつを使わなかった)願い事とかの方が良かった(そもそもコイツを採用しない方が良かった)。
適当にCS余りH。
何故か終盤は最速リーフィアの重さに気付き、パーティ変更が出来ないので襷を盾に麻痺を入れ、なんとかストッパーのような事をしようとそこそこ選出されていた。やってることが完全に5世代フリーのマイオナポケモンのそれ。
しかしコイツが場に出る間もなく試合が終了したり、出てくる頃には負け濃厚だったりと全く活躍しなかった。使い方が悪かったって?それな、わかる。
少し削れた状態で電磁波を打ってエーフィを合わされ、マジックミラーで跳ね返ってきた電磁波を蓄電で吸って襷を回復させた時が一番輝いていた。
相手の壁や鈍いに対しての回答。高いSからの削りが強いと感じ採用。
最初は珠で使用していたが、間違いなくピントレンズで正解だった。神アイテム。
(レンズリーフィアはフォロワーのおふろさんとフレ戦した際に使われ、強いと感じたのでパクらせて頂きました。ありがとうございます)
急所ランク+2のレンズリーフブレードにより、鈍いブラッキーや相手の壁を5割で貫通して殴る事が出来る。ニンフィアが落ちた後に鈍いブラッキーが残っていても、シャワーズの欠伸やエーフィの壁と絡めて、かなり良い確率で処理出来た。あんまり急所出なかったけど、まぁ多少はね?
リーフブレードと剣舞は確定。ブースターリーフィアへの打点として捨て身タックル、ラストは便利な電光石火。身代わりと迷ったが、どちらが正解だったかはわからない。電光石火が役に立った場面はそこそこ多かったが、使いやすいのは身代わりだろう。
捨て身は恩返しかシザークロスでも良かったかも。
それより何も考えずに意地っ張りで孵化したが、どう考えても陽気にするべきだった。
これのせいで最速リーフィアが更に重くなって大変な事に。
選出回数はニンフィア=エーフィ>ブースター≧シャワーズ>>>リーフィア>サンダース
基本的にニンフィアエーフィは相手によらず確定。
残りは
・相手にリーフィアが居る→ブースター
・相手にブースターが居る→シャワーズ
体感だが、相手のパーティは基本的に
ニンフィア+シャワーズ+[エーフィ、ブースター、ブラッキー、リーフィア、サンダース]の内4体
のような構成が殆どだったような気がする(KP1位はブースター)
キツい相手は身代わり構築、鈍いブースター、剣舞リーフィア、初手でのブースターサンダースの並びなど(初手からリフ壁の択が起きる)
- 反省(長いので読み飛ばしてもらって構いません)
大きな問題点は2つ(?)
・環境の読み違いによるリーフィアへの対策不足
・経験不足
まず初めてのローテかつカロスブイズ限定という特殊な環境だったため、空っぽな頭を振り絞ってなんとかある程度の予想を立ててパーティを組んだつもりだったが、やはり頭の弱さが出る形となってしまった。
一貫が高く数値も優秀なニンフィア、それに対して強く火力が飛び抜けているブースター、更にそれに対して強く耐久指数の高いシャワーズはほぼ確定と予想。
そこから壁がどう見ても強く、毒々願い事や欠伸などへの牽制にもなるマジックミラーエーフィも必須レベル。
ここでブイズと言えばサンダースでしょうとかいうわけのわからない固定概念に捕われ、サンダースもほぼ確定と予想(完全に頭悪い)(マジで雑魚だった)(使わなきゃ良かった)(けどいっぱい居た)
グレイシアはトップの3匹に弱く、氷技が弱いため無し。
イーブイは輝石による数値の補助に加え、適応力とっておきの一貫が強力に見えるが、それ用のギミックパーティにしか入る事は無いため数は伸びない。
なのでラストにはリーフィアかブラッキーだが、ここで致命的な読み違いによりブラッキーが数を伸ばすと予想。
理由としてブラッキーはニンフィアに強くないものの、ブースターシャワーズエーフィなどに対して悪くなく、腐りにくい。一方、リーフィアはシャワーズに強いが非常に数が伸びると予想されるブースターに対してとても弱く(この段階で過ちを犯している。ローテーションバトルの性質上、上さえ取れていれば他で削りを入れる事により簡単に圏内に入れる事が出来る。)エーフィやニンフィアにも悪くはないといった程度である(ここではピントレンズなんて発想は全く持ち合わせていなかったため、壁下での殴り合いでリーフィアが脅威になるとは思ってもいなかった)ため、消去法でブラッキーの方が優勢だと予想(不正解)
結果として無振りブースター、準速リーフィア抜きエーフィ、準速リーフィアなど、リーフィアに対して甘えに甘えた並びになってしまった。
それでもトリル展開に持ち込む、鉢巻ブースターで崩す、急所を引かずにニンフィアで殴り合うなどでどうにかなった部分も多い。しかし6つの黒星の内2つはリーフィアからの急所によるものだったため、対策が甘かったと見るべきだろう。
次に私自身の経験不足。
択を頭の中で上手く整理しつつ立ち回るのを意識していたが、「ここ負けても急所を引かなければいいから」「択に負けてもまだワンチャンスあるから」などと甘い考えで幾度と無く大事な択を取りこぼしてきた。
択は択なのだから仕方が無いと言う意見も一面正しいが、どうにもここ1番の行動を通す事の出来ない自分の弱さが出ていたように思う。
また、こちらの展開が遅いと判断し、相手の展開を削ぐ理由で採用した鉢巻ブースターやレンズリーフィアを、採用理由の通りに扱うことができなかったのも大きな問題。もっと思い切ってフレアドライブするべきだったと何度も思った。
6敗の内4敗は急所によるもの(内2回はリーフィアのリーフブレードによる急所なので運負けとは言い難い)
残りの負けの片方は苦手な身代わり構築(みーんな身代わり持ってるやつ)に鈍いブースターが入っているパーティ。手も足も出なかった。
最後の負けは最終戦、身代わり分身バトンサンダースに2分身から躱され続けて負け。トレーナーの弱さを感じた。
一応29戦でやめておけば1750ちょいで50位以内に入ることが出来たようだが、そんなダサい事はしたくなかった(負けたから余計にダサい)
普段からブイズは嫌いだったので、急所に当たるのは因果応報ってやつなのでしょう。
しかしブイズが嫌いな私でも対戦はとても楽しかったので、参加して良かったと思っています。
- おまけ 大会中に見かけた珍しい型
・眼鏡サイコショックエーフィ
リフ貼って安心して鈍い積んだらどちゃくそ削られてめっちゃ焦った。マジで強いと思った。
・鉢巻捨て身タックルニンフィア
強い、使おうかと思ってた。瞬間火力がやばい。
・風船サンダース
完全に出てくるルールを間違えてるし先頭に出てきて風船表示されてたし、突っ込み所しか無い。
・シンクロノイズシャワーズ
シンクロノイズ(自分と同じタイプのポケモンにしか効果がない)は5th→6thで威力が70→120に大幅強化されたぞ!こっちの半分削れたシャワーズが急所貰っても落ちなかったぞ!イミワカンナイ!
なんかフェアリースキン奪われた。私はプロなので2回目のスキルスワップを打ってくるタイミングで見事にニンフィアを合わせて守った。
ヤケになって狂ったように鈍いを積んで、不一致とっておきで全員殴り殺した。
???「みんなめろめろになぁれ♪」
・HB噴煙日本晴れブースター
珍しいけどそういうの焦るからやめてくれ。
・エコーボイスリーフィアとその仲間達
エコーボイスした過ぎワロタ!
楽しかったです。