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アイドルマスターシンデレラガールズ21話

 

 

 

ネタバレ

 

 

 

 

 

 

演出諸々良い点は多々あったが、正直完成度は今までに比べて微妙と言わざるを得ない。

 

NGとCP+LLの2進行だったが、

NG側は話し合いで呼び出した未央が突然ミュージカルを始める展開がリアリティに欠けていると感じた。

 

既存の小説を使いここまで内容に合致させている点や、凛と未央の台詞が入れ替わり、凛の台詞に対して未央が台本に無い台詞を言う場面など、良い部分は勿論あった。

 

演劇を絡めた心情描写は本家アニマスの24話でも用いられていたが、あくまで春香一人の内面での描写だった。このように他を巻き込んで唐突に演技を始めるのは流石に無理がある気がする。

 

演技を見せることによって、本田未央がソロ活動で得たものをNGのメンバーに見せるという目的があったのはわかるが、他にやりようはあったのではないかと思ってしまう。

ただ、凛と未央の掛け合いを入れる場合はこの形しかなかったのかもしれない。

 

 

そして何よりCP+LL。

常務の圧力に対してみんなで結束して頑張っていこうと意気込んでいる時に、複数人のソロ活動や別ユニットでのデビューが決定してしまった。このままでは、みんながバラバラになってしまうのではないか。

今回の問題はこんな感じ。

そして今回は綺麗に終わったように見せておいて、この問題が全く解決していない。

 

蘭子は、「冒険(新しいことへの挑戦)をするのはとても楽しいことだから、自分は応援したい。」と言っていたが、そもそも李衣菜が直前に「応援はしてあげたい」と言っている。

CP全体の問題であるにも関わらず、それをアイドル個人の問題にすり替えて話が進んでしまっているように見える。

 

その後の智絵里の「美波さんはどう思ってるのかな」という問いかけもよくよく考えると少しおかしい。

自らソロデビューを発表した美波がそれを疎んでいる筈もないだろう。(これに関してはラブライカで秋のLIVEに出演するのが困難だと判断され、仕方なくソロデビューしたと思われているかもしれない為一概には言えないが)

 

20話で描かれていたように、PKのメンバーも対立してはいるが立派なアイドルで、それぞれがそれぞれの想いを抱いて、活動を楽しんでいること。

それに常務はCPを解体しようとしているが、常務の行なっていること全てが悪なのかということ。

また、既存のユニットに囚われたままでは、新しい景色を見ることは困難であり、個人の技量を伸ばすことがCP全体の成長に繋がるのではないかということ。

 

この辺を混ぜ込んだ場合はなんとなく筋が通ったかもしれない。

 

しかしこれまで2nd SEASONではファンの大切さやユニットでの繋がり、絆を散々描いておきながら、明らかにそれに反した方針を立てている。そしてそれに反論する人間が一人もいない。

 

 

この情報量で冒険は楽しいからいいことだと思うなんて言われたとして、どう考えても前川みく多田李衣菜は納得しないだろう。

 

 

 

 

 

色々書いたけどAパートでは普通に泣いたし本田未央のキャラがちゃんと描かれてるところもすごく良かった。

引き気味だった奈緒が前に出て凛を誘っているのも印象的だったし、明るい階段の上から語りかける未央や、演劇の中で一歩踏み出す凛と未央。対照的にその描写が見られない卯月。歩道橋の階段を登り切ったTPと2段残している卯月の描写。蘭子のたどたどしい口調など、褒めるべき点は非常に多かった。

20話同様6,7話との対比が多いのも良かった。

不穏な終わり方も元より覚悟の上だった為、特に思うこともなかった。

 

 

問題はまとめたような雰囲気を出していることによって、この問題が解決したことになっているのではないかという懸念。

これ以降フォローが入らなそうな形で終わってしまったのがとても気になる。

 

 

勘違いしないで欲しいのだけれど、私は勿論アイドルマスターシンデレラガールズが大好きだ。

愛してるが故に、都合の良い目でこの作品を見たくないと思ってしまう。

 

 

納得がいかなくてもやもやするのはとてもつらい。

 

 

適当にアニメだから〜とかで片付けたくないから、上手い解釈とか意見があったら教えて欲しいです。