メガリザードンY
ちょっと前に使ってたリザガブクレセ。
メガリザードンYからスタート。
不利を取るトップメタのガブガルーラを意識して、取り巻き全てをガブリアスに弱くない個体で固め、接触技に対して蓄積を入れられるポケモンを3匹用意した。
- 特 性:猛火→日照り
- 持ち物:リザードナイト
- 技構成:オーバーヒート/火炎放射/ソーラービーム/気合玉
- 実数値:153-x-99(4)-161(252)-105-167(252)
- 進化後:153-x-99(4)-211(252)-105-167(252)
軸。高火力で受け出しを許さず、素早く相手のサイクルを崩す。
メインにオーバーヒート、命中安定かつ連打可能な火炎放射。
水への打点でソーラービーム。
メガリザードンの気合玉採用は、勝ち筋を広げるというよりも選出出来る範囲を広げることに意味があると思っている。
勿論、7割を通せば勝てる試合というのは6thでよくある場面であるが、それよりもバンギラスを見た時点で唯一のメガ枠であるこのポケモンの選出を渋るようではどうにもならない。
性格に関して、臆病のメリットはメガガルーラに対して同速でワンチャンスを残せる点、そしてサザンドラなどの上を取れる点。
控えめのメリットはマリルリミトムへのソーラービームの乱数などがよく言われているが、そもそもチョッキやスカーフを考えると微妙に感じる。個人的にはHCメガフシギバナが日照りオーバーヒートで高乱数になる点や、チョッキローブシンやチョッキ霊獣ボルトロスへのオーバーヒートのダメージが大きいと思う。
メガフシギバナに対してそこまで意識する必要を感じなく、サザンドラが重い為臆病最速。
ガルーラに対しても、接触の弊害になるポケモンを裏に3匹置くことで、簡単に猫を打たせない。
火力も削れないので振り切り、端数はマリルリなどを考えてBに。
取り巻きでの削りから一貫を取って抜いていく。
リザードンとの縦の相性が良く、ガブリアスが止まる高耐久を起点にリザードンで負荷をかけていける。霊獣ランドロスでない理由は炎耐性の有無。
メガリザードンY入りはB方面に薄い炎が軸に据えられている関係か、ハッサムやクチートが重くなりがちなので、ハッサムに打てる炎牙。
抜き性能を考えてA200。
ガブリアスの端数はBが好き。
リザードンが不利を取るガブリアスガルーラからの引き先であり、クッションの役割を果たしたい。
起点にしかならないのでなるべく選出したくない。
リザードンを出せない相手とのサイクル戦で高耐久に刺す毒月光。
申し訳程度にボルトロスと殴り合え、ファイアローから一方的な起点にされないC振りサイコキネシス+冷凍ビーム。ついでにガルーラの身代わりが良い乱数で割れる。
冷凍ビーム→トリックルームで相手のトリル展開へ強くなり、こちらからの勝ち筋も少し広がる。
ガブリアスに舞われるようになる。
- 特 性:変幻自在
- 持ち物:達人の帯
- 技構成:ハイドロポンプ/冷凍ビーム/目覚めるパワー炎/水手裏剣
- 実数値:149(12)-103-116(228)-128(40)-92(4)-187(224)
軸に4倍で刺さるステロ展開に強く、起点にしたいポリゴン2やニンフィア、ボルトロスを呼び、ファイアローに対して一方的に縛られずにクチートハッサムと殴り合える枠。
水手裏剣によりステルスロックを撒かせない。
Cをかなり削っているので、少しでも負担をかける為に波ではなくハイドロ。 別に増やしたPPが勿体無いと思ったからではない。断じてない。
146鉢巻ブレイブバードを耐える程度の耐久。172等倍力持ち不意打ちもかなり余裕を持って耐える。
スカーフバンギラス抜きまでSを落として余りをCに回しハッサムをワンキルのラインを確保。
耐久を落とさず、持ち物がばれにくい達人の帯。
カバルドンバンギラスに見た目上強め。これらの展開に対してはナットレイを投げていきたい。
- 特 性:プレッシャー
- 持ち物:食べ残し
- 技構成:10万ボルト/目覚めるパワー氷/身代わり/瞑想
- 実数値:193(220)-x-95-140(36)-120-183(252)
ファイアローに強く、リザードンが呼ぶボルトロスやポリゴン2など特殊や電磁波を積みの起点にしていける。
ナットレイを出せない並び+瞑想ライコウに対して先に展開する。
残飯効率に差し障りがないところまでHを伸ばし、ミラー意識で最速。
残りをCに振ることで[+1]目覚めるパワー氷で183-105ガブリアスが15/16の乱数1発。
- 特 性:鉄の棘
- 持ち物:拘り鉢巻
- 技構成:ジャイロボール/パワーウィップ/種マシンガン/はたき落とす
- 実数値:181(252)-160(252)-151-x-137(4)-22
リザードンとの縦の並びが非常に優秀。
水や電気、竜や岩、妖精に投げて負荷をかけていく。
電気の中でも、特に重めなライコウに対して強く出られるのが良い。
高火力一致技2枚に命中安定かつ身代わり意識の種ガン。
ラストにサイクル戦を有利に運べ、殴り合いをしかけてくるギルガルドを下から飛ばすはたき落とす。
持ち物はカバルドンやガブリアスを飛ばし、クチートを大きく削る鉢巻。
使っていて楽しかったが、釣り交換を多用する羽目になることが多く、安定性に欠けると感じた。
私が下手なだけかもしれない。
あとトリルメガへラクロスには多分勝てない。
ロクブラ避けるか、削るかインファイトを打たせるかしてナットレイで下から縛るくらい。
ゴツゴツメットスイクンについて
6thで1番好きかもしれない。
ゴツメスイクンの配分は割と色々あるが、ちょこちょこ見る配分のH-Bが207-156のスイクンについて。
恐らく、194メガガルーラの親子愛猫騙し+親子愛捨て身タックル耐え
端数D振りで177ボルトロスの珠10万ボルト耐え
みたいな感じ(?)
これのBラインを1伸ばす事により、149パルシェン([+2]氷柱針で191-156輝石ポリゴン2を10発、181-120メガガルーラを大体5発のA)からのロックブラストの乱数がずれる。
これによりSを114(殻を破る→岩石封じ被弾で最速ガブリアス抜きのS)より遅く設定していれば、印パルシェンに勝てる確率が少しあがる。
具体的には対面から
→以下パルシェン(持ち物:王者の印)はスキルリンクロックブラスト、スイクンは波乗りを打ち続ける。
スイクンがロックブラストを10発以上被弾した段階でパルシェンが生存していればパルシェン側の勝利、それ以外ならばスイクンの勝利。
※[-1]パルシェンがスイクンの波乗りで2発、スイクンのS<パルシェンのSであるとする
207-157の勝率→約80.1%
207-156の勝率→約73.2%
次に後投げの場合
→以下略
207-157の勝率→約34.2%
207-156の勝率→約23.0%
ちなみに次にロックブラストの乱数がずれるのはB165から。
気休め程度にはなりそう。
一応前にも書いたが、207-157の熱湯だと6割5分でスイクンの勝ち。
吠えるスイクン
所謂対面構築(定義は諸説あるが、ここでの定義は有利対面を取り続けるという意に近い)のようなもの。
ゴツゴツメットを持った凍える風吠えるスイクンが強いと思ったが、軸に据えるポケモンではないので使えずにいた。
6thにおける襷持ちの必須条件である対メガガルーラ性能が悪くない。
ストッパーとして優秀な攻撃範囲の3ウェポン。
スイクンとの同時選出によりストッパーとしての性能が上がる。
面倒な並びを崩す剣舞。
- 特 性:肝っ玉→親子愛
- 持ち物:ガルーラナイト
- 技構成:捨て身タックル/けたぐり/冷凍パンチ/炎のパンチ
- 実数値:181(4)-147(252)-120-x-120-156(252)
- 進化後:181(4)-177(252)-120-x-120-167(252)
対面性能を出来る限り高めた広範囲高火力な構成。
選出段階でゲンガーと天秤にかける。
ガルーラバンギラスパルシェンヒードランへのけたぐり、ハッサムナットレイルカリオクチートへの炎のパンチ、ガブリアスランドロスへの冷凍パンチ。
ゲンガーへ通るウェポンが2つ。
- 特 性:浮遊→影踏み
- 持ち物:ゲンガナイト
- 技構成:シャドーボール/気合球/挑発/道連れ
- 実数値:149(108)-x-86(44)-163(100)-96(4)-178(252)
- 進化後:149(108)-x-106(44)-203(100)-116(4)-200(252)
200ガブリアスの逆鱗を15/16耐え
蜻蛉返りやボルトチェンジからの展開→裏に道連れで1-1以上の交換を望める。
最大範囲のシャドーボール+気合球。
立ち回りが少し面倒になる場面が生まれるが、対応範囲が広がる挑発。
最低限の耐久を確保し残りを火力へ。
ウルトラ便利ポケモン。
- 特 性:テクニシャン
- 持ち物:拘り鉢巻
- 技構成:バレットパンチ/蜻蛉返り/馬鹿力/はたき落とす
- 実数値:175(236)-198(236)-120-x-100-90(36)
ガブリアスへの乱数を甘えて少しSを浮かせた。
対面操作の蜻蛉返り。
メガへラクロスよりもギルガルドへの打点に重きを置いて燕返しではなくはたき落とす。
- 特 性:蓄電
- 持ち物:突撃チョッキ
- 技構成:10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー氷/気合球
- 実数値:181(212)-x-90-204(172)-102(12)-135(108)
167-115メガゲンガーを2発
183-105ガブリアスを14/16の乱数1発
200ガブリアスの逆鱗耐え
182不一致ストーンエッジ耐え
222メガゲンガーのヘドロ爆弾を毒1回込み2発耐え
177ボルトロスの珠目覚めるパワー氷2発耐え
200ヒードランの眼鏡オーバーヒート耐え
177までの不一致冷凍ビームをほぼ2発耐え
特殊相手への殴り合いを安定化させる突撃チョッキ。
対面操作のボルトチェンジ。
ガブリアスやミラーを考えて目覚めるパワーは氷。
[-1]143-67パルシェンを火傷1回込みほぼ2発
175-171メガバンギラスを火傷率急所率込みほぼ3発
177メガガルーラの親子愛恩返しを急所率考慮すると4割程度で2耐え
182ガブリアスの剣舞逆鱗をステロ込み耐え
200ガブリアスの逆鱗2耐え
172メガクチートの力持ちじゃれつく+力持ち不意打ち耐え
237メガバンギラスの1舞ストーンエッジをステロ+砂3回(≒ステロ2回+砂1回)込み14/16耐え
149パルシェンの破りロックブラストを急所込み7割程度で10発耐え(対面から6割5分程度で勝てる)
177ボルトロスの珠10万ボルト耐え
[-1]ガブリアス抜き
114パルシェン抜かれ
使いたくて仕方がなかったポケモン。
凍える風によりステロ展開に強く、襷ガブリアスのストッパー性能を向上させ、擬似的な火力補助にもなるため熱湯を自然に採用出来る。
ニンフィアゲンガーフシギバナボルトロス等と殴り合えるミラーコート。
そして最強技の吠える。
マリルリやギャラドスの起点回避の他にも、壁展開へのターン稼ぎやバトンへの回答など様々な相手への誤魔化しが効く神の授けた技。
瞑想で起点にしてくるニンフィアなどにもミラーコートを見せてから吠えるで間に合い、凍える風との兼ね合いでSを上げているので瞑想吠えるスイクンに対しても先手を取って吠えることが出来る確率が高く(最近はこのラインまでSを上げている個体も少なくないようなのでイタチごっこかもしれないが)、メガハッサムなどに対しても上から熱湯を連打出来る。
Sを1つ伸ばすと準速バンギラスを抜くことが出来るが、面子的に上から熱湯を打たなければいけない場面が少なすぎる上に陽気の個体も考えるとメリットが薄いと考え、起点を作らせると処理が難しいパルシェンへ勝てる確率を上げることを優先した。
個人的にはS113がベストだが、どうしても相手の吠えるスイクンがキツイなら、あと2つか3つ伸ばしても良いかも。
一応熱湯→波乗りで破ったパルシェンがほぼ2発になる(対面から8割程度で勝てるようになる)
配分が割ときれいにまとまったので満足。
対面性能が高いポケモンは弱点保険ギルガルドに1-1以上を取られることがとても多いことや、後投げの効かないメガガルーラ、メガゲンガーといった強力なメガシンカポケモンを考えた時、個人的に6thでの対面気味パーティでは、
・ギルガルドと殴り合える(裏の圏内に持っていける程度の有効打点を持っている)
・メガガルーラと殴り合える
・メガゲンガーと殴り合える
この3つの条件を出来る限り満たしておきたいと考えた。
2つ目の条件である対メガガルーラに関しては霊獣ボルトロスが当てはまっていないが、ガブリアスとスイクンの2体は後投げしつつ削りを行える可能性が高いため良しとした。